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PC作業環境 Archive
CNTLMの導入とトラブルシューティング
職場のFirewallのNTML認証が、私に無断で(私に断わる謂れはないが)NTLMv2になったらしく、ntlmapsでFirewallを突破できなくなったので、NTLMv2認証が可能なCNTLMに乗り換えてみた備忘録。
(1) CNTLMのダウンロード・インストール
Cntlm Authentication Proxyのサイトからver.0.92.3をダウンロードして、setupを実行。
(2) cntlm.iniを編集
● 必ず編集する場所
Username,Domain,Password の覧に然るべき事項
Proxy に、NTLM認証を要求しているサーバーのアドレスとポート
● たぶん、とりあえずデフォルトでも動く場所
NoProxy に、直接接続する接続先のアドレス
Listen の覧に、CNTLMに接続するPCのアドレスとポート
(3) 認証したいソフトのProxy設定を編集
Proxyはlocalhost、Portは上記のListenで指定したポート
(4) とりあえず動かしてみる
スタート→コントロールパネル→管理ツール→サービス
Cntlm Authentication Proxy で右クリック→開始
ここまでで、たいていの人は問題なく動くはず。簡単でしょ?
(5) 問題発生!
だいたいのソフトは動いたのだが、Lingoesのテキスト翻訳だけ、上手く動かない。
(6) 動作状況の確認
Cntlm Authentication Proxyのサービスを停止して、コマンドプロンプトから以下のコマンドで動作状況を確認。ちなみに、プロンプトを閉じるとcntlmも終了する。
cd “C:\Program Files (x86)\Cntlm”
→ cntlm -c cntlm.ini -v
LingoesでGoogle Translateさんにアクセスすると、503 – service unavailableとか言われている。Firefoxさんだと、同じアドレスでちゃんとした応答がある。LingoesさんのUser-AgentはMozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)で、IE6だしOS違うし、これが原因か?
(7) cntlm.iniを再編集
両者の違いはUser-Agentぐらいしかないので、cntlm.iniに以下の記述を追加して再度実行。
Header User-Agent: Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1)
ちゃんと動いた! なぜだかは、しらない。
トラブルシューティング部分は、Google先生に聞いても教えてくれなかったので、万が一苦労しているかもしれない誰かの為に書いておく。そんな使い方している人なんて、ほとんどいないと思うけど。
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Windows XP でロック状態のPCを自動シャットダウンする方法
PCの自動起動関係の備忘録。誰得な連載の4回目。たまに思い出したようにアレゲな記事を上げているが、ピンボールの記事の100倍ぐらいアクセスがあるので油断ならない。
PCの自動立ち上げを『出勤直前に仕事用の立ち上げの遅いPCを自動立ち上げしておいて、出勤直後から快適にお仕事』という使い方をしているので、自動立ち上げに空振りした場合に(病欠とか)自動でシャットダウンする必要がある。普通のシャットダウンならBootTimerの標準的な機能でできるのだが、PCがロック状態だと上手くいかなかったので、ちょっとだけ工夫してみた。
BootTimerの予約で、命令をExecute、動作をC:\WINDOWS\system32\shutdown.exe、引数を-s -fとしただけ。これで、PCがロックされていてもシャットダウンした。めでたい。
シャットダウンを止めたいときには、スタートメニュー→ファイル名を指定して実行からshutdown -aとすれば止めることができる。必要ならショートカットにしておいてもおk
ちなみに、この方法でシャットダウンすると作業中の保存していないデータは消えるので注意。
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Windows XP で起動と同時にシステムをロックする方法
PCの自動起動関係の備忘録、その3。レジストリをいじるので、やるなら自己責任で。
Windowsの起動後にシステムをロックするのは簡単で、以下の記述のショートカットをスタートアップに登録しておけば、デスクトップが表示されてしばらくした段階でシステムをロックしてくれる。
rundll32.exe user32.dll, LockWorkStation
しかし、この方法ではシステムの操作可能時間が発生するため、どうにもロックされるのが遅く感じる。そこで、Windowsのサービス起動後に最初に実行されるRunOnceを使ってロックする方法を考えてみた。RunOnceのレジストリキーは一回走ると消えるので、起動時に消えたものをまた書くスクリプトを組んで、スタートアップに登録する(前回のDefaultUserNameと同様)。
C:\LockWorkStation.iniといった任意のファイル名のファイルを新規作成。
内容は以下のとおり。
\Registry\Machine
Software
Microsoft
Windows
CurrentVersion
RunOnce
LockWorkStation = REG_SZ C:\WINDOWS\system32\rundll32.exe user32.dll, LockWorkStation
デスクトップ→右クリック→新規作成→ショートカット
『項目の場所』に以下を記述→次へ
regini.exe C:\LockWorkStation.ini
『ショートカットの名前』に任意の名前を記述→OK
LcokWorkStation
できたら、ダブルクリックしてみる。
ステートメニュー→ファイル名を指定して実効→regedit
以下のレジストリキーができているかを確認
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce\LockWorkStation
種類がREG_SZ
値がC:\WINDOWS\system32\rundll32.exe user32.dll, LockWorkStation
上手くいったら、ショートカットをスタートアップに放り込んで、おしまい。再起動してみて、デスクトップアイコン表示前にロックされれば成功。サービスとして起動すればもっと早いじゃん、という突っ込みはナシで。
自動起動絡みで、もうちょっとだけ続くんじゃ。
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Windows XP で自動ログオンする方法
PCの自動起動関係の備忘録、その2。レジストリをいじったりするので、やるなら自己責任で。まぁなんとゆーか、ぶっちゃけこれなワケだが。
(1) スタートメニュー→ファイル名を指定して実行→regedit
(2) HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogonを見る
(3) DefaultUserNameのキーの値にユーザー名を入力
(4) DefaultPasswordのキーを作り、値にパスワードを入力
(5) AutoAdminLogonのキーを作り、値に1を入力
(6) レジストリエディタを終了
このままだと、他のユーザーがログオンするとDefaulUserNameが上書きされて困るので、C:\DefaultUserName.iniとか適当な名前のファイルを作って、下記のように記述する。最後の####は、ログオンするユーザー名ね。
\Registry\Machinel
Software
Microsoft
Windows NT
CurrentVersion
Winlogon
DefaultUserName = REG_SZ ####
次に、右クリック→新規作成→ショットカットから
『項目の場所』に以下を記述して次へ
regini.exe C:\DefaultUserName.ini
『ショートカットの名前』にSolidUserNameとか任意の名前を記述してOK
最後に作成したショートカットをスタートアップに登録して終了。
これで、Windows XPに自動ログオンすることになったワケだが、このままではセキュリティー的に不安なので次の記事に続く。
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Windows XP のPCを自動起動する方法
PCの自動起動関係の備忘録、その1。世の中には便利なソフトがあるもので、PCの自動起動が簡単にできる。作者すげー。
(1) BootTimerの最新版をダウンロードしてインストール。
(2) PCの起動画面の指示に従ってBIOSのセットアップメニューへ
(3) BIOSで自動起動を設定
BIOSのセットアップメニューに入る方法と自動起動の設定方法はこちら
起動日時はどう設定してもBootTimerのほうで補正してなんとかしてくれるが、意図しない時間にBIOS側が自動起動→BootTimerが強制シャットダウンみたいな動作は極力減らしたいので、各BIOSで可能な限り低頻度の設定にしたほうがいいらしい。
(4) BootTimerの初期設定
BIOSの自動起動の設定等をソフトの指示に従って記入してゆく。
(5) 自動起動の設定
予約編集から自動起動を設定する。わかりやすいUIで簡単設定。
ログオン時にパスワードを要求されないPCについては以上で設定終了なワケだが、ログオン時にパスワードを要求される場合にはいろいろとゴニョゴニョしなければならないので、次の記事に続く。
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